野良と私の春夏秋冬

10数年来、自宅周辺の野良猫たちを見つめ続けてきたオバサンが綴る、「野良たちの生存記録」を兼ねた猫日記。

今日も4匹、無事でした

先ほど(23時)、夜の「巡回」から自宅マンションに戻りました。

今日は、私がエサを持って行くと、姿を見せてくれた「野良さん」が多く、回った甲斐がありました😊(1匹も会えない時もたまにあるので…)


(チビクロ一家、全員はカメラに収まってないけど、取りあえず4匹います😓)


現在、私が「野良さん達」にエサをあげているスポットは何ヵ所かあります。

ほぼ毎日回る場所、2・3日に1回のペースで回る場所…と、色々な理由で、行く頻度は違います。


話がややこしくなるので、このブログの中では、猫さん達の「エサやりスポット」を「A地点」、「B地点」…という風に呼ぼうと思います。


「B地点」には、一匹のメスの黒猫と、彼女が産んだ3匹の子猫の一家が生息しています。

「母猫」のことは「チビクロ」と呼んでいます。


「チビクロ」も、もともと私がエサをあげていた母猫(やはり黒猫!)が生んだ子です。

小さくて、母猫にくっついてチョロチョロしていたこの子猫がいつしか「成人」し、自分も3匹の子猫の母となったのでした。


(チビクロ母さん)


「チビクロ」は、母猫譲りの「人懐こい性格」の猫さんでした。

3匹の子猫達を引き連れて私の前に現れると、いつも「ニャ~ン」と親しげに話しかけてくれます。


子猫のうち2匹は、見分けがつかないほどソックリな「黒猫」、仕方ないので、物怖じしない大胆な性格のほうを「クロイチ」、臆病なほうを「クロニ」と呼んで、区別しています。(名前というか、記号みたいですが…)


もう1匹、唯一「白黒」の子猫は、名前をつけていませんでしたが、「オセロ」と呼ぶことにしました。


(4匹揃わない日もあります)


ほとんど毎晩、この「B地点」に行きますが、チビクロと子猫達、4匹全員がいつも勢ぞろいするとは限りません。

私も「あれ? 今日はチビクロ母ちゃんはどこに行ったのかい?」、「今夜は白黒(オセロ)だけいないねえ」などと話しかけながら、エサをあげています。


「B地点」の目の前は、車の通りが激しい道路です。

1匹だけ出てこないと、悪い想像ばかりしてしまいます。


今夜は、4匹揃って私を待っていました…!

昨日、オセロ1匹しか見なかったので、私も心配していました。

「無事でいるだろうか?」「 車に轢かれたのでは?」と気にかかっていました。


それだけに、無事な姿を見せてくれると、心から安堵します。

「ああ、今夜も無事でいてくれた…!」

毎夜の「巡回」のたびに思うことです。

我が家の庭は、混線模様?

おはようございます。

猫オバサンこと、「ねこのごんごん」です。

昨日の朝、ちょっと不思議な光景を見ました。


昨日は休日(土曜日)なので、いつもの早朝ではなく、陽が高くなった午前10時過ぎ、実家に行きました。


詳しくは書きませんが、私の実家は今、無人の家となっていて、猫2匹が「留守」を守っています。


実家の車庫は、今、使えない状況なので、田んぼを挟んだ向かい側の道に路上駐車し、車から降りました。(車があまり通らない、静かな住宅地です)

実家のほうをふと見ると、何か白黒の物体?が門の前に転がっています。

「!?」と思いながら近づいて行くと、それはほぼ毎朝うちの敷地にやって来る、白黒のボス猫(オス)でした😓


門の前は、ポカポカ日差しが当たって気持ちいいのでしょう。

普通の猫と同じように、お腹を見せながらゴロンゴロンしています。

この「白黒ボス猫」の、こんなにも無防備でリラックスした姿、初めて見ました。

彼は、私が近づくのに気づくとパッと飛び起きて、お隣との境のブロック塀上に避難しました。

(毎朝のように、実家の前に現れる、白黒ボス猫。一応「のらくろ」と呼んでいます😓。この猫の写真、昨日初めて撮りました)


実はこの「白黒ボス猫」、以前から我が家の飼い猫2匹を脅かす存在で、2匹からすると「天敵」と言うべき相手なのです😓

実際、2匹を外に出していた時、この「ボス猫」とケンカし、負傷して戻ったこともあります。

とても気性の荒い猫で、私の顏を見ると「シャーッ!」と威嚇されることもしばしばです。


だから、私もこの白黒猫(一応、心の中では「のらくろ」と呼んでいます)を見かけたら、「シッ!」と追い払うようにしているのです。

まあ、追い払おうとしても、すぐまた戻ってくるのですが…😰


ところが、「のらくろ」が慌てて逃げた後、門の前に近づくと、もう1匹別の猫が座り込んでいたのでした。

先日の記事にも出てきた「キジ猫さん」です。


(つい先日も紹介したキジ猫さん。上の「のらくろ」とはどんな関係なのか…?)


私が平日、実家に立ち寄るのは、夜と出勤前の早朝の、とても短い時間です。

だから、実家周辺に出没する「野良さん達」の断片的な姿しか知らないのでした。


てっきり、以前から実家の周りで睨みを効かせる「のらくろ」と、最近出現した「キジ猫」とは、相容れない関係だと思っていました。

しかし、昨日朝の状況から推測して、この2匹は「仲良し」というか、一緒にいても互いに平気な関係なんだな、ということが解りました。


猫は普通、「ライバル」「敵」と見なしている猫がすぐ横にいるなら、リラックスしてゴロンゴロンしたりはしないからです。

この2匹、一体どんな関係なんだ?と気になってしまいます。


(野良さん達に「いりこ」のクリスマス・プレゼントを購入。 なぜか一緒に写っているのは、私の愛猫)


話変わって、今夜はクリスマス・イブ。

私自身には、もはやあまり関係ないイベントです。

自分用にわざわざケーキや「チキン○○」を買おうという気も起こらないですが…。

そうだ、毎晩エサやりで顏を合わせる「野良さん達」にこそ、「いりこ」でもプレゼントしよう!と思いつきました。

こんな簡単なこと、なぜ今まで思いつかなかったのでしょう。

今夜の「巡回」の時に、カリカリと一緒にあげたいと思います。

飲み会よりも、「猫」が大切

今日は金曜日。

そして明後日は、クリスマス・イブです。

来週の月曜日から「年末年始」の休暇に入る同僚も多く、皆さん、鼻歌でも歌いそうな顏で帰っていきます😓


そんな、年末の華やいだ雰囲気の中、私の所属する「部署」は今日が忘年会でした。

でも、私は断りました。

約13年前、「野良さん達」のところに毎晩エサやりに回るようになって以来、お酒には縁遠くなりました。


(イギリスのパブにもいる「看板猫」? 画像はお借りしました。今回の記事には何も関係ありません💦)


時々、同僚から「お酒が嫌いなの?」と言われることがあります。

「エサやり」のことは、もちろん職場の同僚には話していません。

だから、めったに飲み会に参加しない私は、「宴会嫌い」「お酒嫌い」と思われているようです。


若い頃は、それなりに職場の飲み会にも参加していました。

私は「お酒が飲みたくてたまらない!」という人のように、根っからの「酒好き」ではありません。


でも、飲み会の雰囲気そのものは、決して嫌いではありませんでした。

みんなが「ホロ酔い気味」になり、なごやかに楽しく話すあの時間は、むしろ好きなほうでした。

私は口下手なので、もっぱら他の人の話を聴くのが専門ですが…。


しかし、夜、お酒を飲んでしまったら、当然その後で車の運転はできなくなります。


私が持って行くエサを、辛抱強く何時間も待っている野良さん達…。

何年もの付き合いで、すっかり「お馴染みさん」になった子。

つい最近、食べに来るようになった新顔の子…。

それぞれの顏を思い浮かべると、「飲み会なんかより、猫さん達のところを回らないと…!」という切実な思いが沸き上がってくるのでした。


(こちらも、イギリスの「パブ猫」さん。やはり、画像はお借りしました)


義理で参加する飲み会、というのも以前はあったけれど、自分が年齢を重ねた今は、本当に参加したい飲み会だけに行けばよい、と思っています。


高い会費を払い、一緒にいたくもない人間と同席して、楽しくない時間を我慢する…というのは、色々な面で無駄に思えてしまうのです。


ちなみに、今夜はそんな飲み会なので、どちみち断って正解でした😓

「顏を合わせて一緒に飲みたくない!」と思う人間がいるので…。


さあ、今からまた「夜の巡回」スタートです。