寒波襲来、必死に生きる野良さん達
日本中が、猛烈な寒波に襲われています。
例年にない強烈な寒気が日本列島に居すわり、まだ明日も寒さが続くのだとか…。
こんな時、我々人間は暖かい室内に籠り、ぬくぬくと暖房の前で過ごせばよいかも知れません。
それは「飼い猫さん」も同じです。
しかし、どこにも身を隠す場所のない憐れな「野良さん達」は、この厳しい寒さにじっと耐えるしかないのです😢
こうした冬の寒さで、毎年、どれだけ多くの野良さん達が命を落とすのでしょうか?
私が救える命はほんの一握りです。
いつもいつも「どうか寒さに耐えて、生き延びて…」と祈ることしか出来ません。
自分は無力だと思い知らされます。
せめて沢山エサを食べて、この寒さに耐えられる体力をつけてほしいと、「夜の巡回」に頑張っていますが…。
それすら許そうとしない、心ない人間達の妨害と日々「闘い」ですが…。
(【B地点】「チビクロ」一家、寒さに耐えて今日も必死に生きています。1月18日撮影)
以前の記事にも登場した【B地点】の「チビクロ」一家、何とか無事を確認できています。
日によって、2匹しか居ない時、4匹全員そろう時…などさまざまです。
ここ何年か「忘備録」として、可能な限りその晩出会えた猫さん達を記録しています。
最近の【B地点】の記録では、
1月18日 4匹全員勢ぞろい
1月19日 「クロニ」1匹だけ
1月22日 4匹全員勢ぞろい
1月23日 「クロイチ」「クロニ」の兄弟2匹
1月25日 同上
こんな具合で、日によって、会える子と会えない子がいます。
(「チビクロ」母さんのお出迎え。「アンタ、今夜は遅かったじゃない~!」 1月17日撮影)
黒の子猫2匹のうち、「クロイチ」は積極的であまり怖がらず、私が到着すると「ニャオ~!」と催促の鳴き声をあげます。
母猫「チビクロ」との決定的な違いは、「チビクロ」が慕わしげに寄ってきて、ほとんど手が届きそうな距離まで近づいてくれるのに比べ、「クロイチ」はあまり近寄ってはこないところです。
黒猫兄弟のもう1匹、「クロニ」と名づけたほうは本当に臆病で、「クロイチ」の後ろに隠れるようにして、こわごわ私を見ています。(それでも、エサは食べますが…😅)
こうした1匹1匹の個性の違いを見ると、本当に面白いなあ、と思います。
兄弟でも、さまざまな性格の子がいるのは、猫も人間も変わりません。
(「チビクロ」と3匹の子供達。マイペースな「オセロ」(白黒猫)も、何とか無事です)
3兄弟の中で、マイペースというか、単独行動が多いのは、唯一の白黒猫「オセロ」。
一番、「巡回」で会わないことが多い子です。
人間にもいますよね、こうした「我が道を往く」タイプ。
無事でいるか心配ですが、時々、チビクロ達の「ご飯タイム」に合流してくれると、「今日もみんな無事だったか」と、安堵するのでした。
さて、この寒さでついに自分もやられたのか、今朝から何だか「インフルエンザ」っぽい兆候が…😰
大事をとって昼から「有休」を貰い、早退しました。
高熱は出ていませんが、もしインフルエンザなら、「巡回」も控えなければなりません。
寒さの中、じっとエサを待ち続ける野良さん達のことを思うと、胸が痛いのです。
この後、毎日回る重点ポイントだけでも「巡回」に行こうかと思いますが。
野良さん達のためにも、この寒波が一刻も早く遠くに去ってくれますように…。