野良と私の春夏秋冬

10数年来、自宅周辺の野良猫たちを見つめ続けてきたオバサンが綴る、「野良たちの生存記録」を兼ねた猫日記。

久しぶりの再会!

(【C地点】今朝、撮影。約2ヶ月ぶりに姿を見せた「パンダ」)


今朝のことです。

久しぶりに嬉しいことがありました✨

しばらく行方がわからなくなっていた【C地点】のオス猫「パンダ」が、無事な姿を見せてくれたのです。



このブログで、これまで2回ほど紹介したメス猫「猛女・ブッチ」、その息子が「パンダ」です。

今から4年前、2014年の春、「ブッチ」は7匹もの子猫を生みました。

すでに私と「ブッチ」は、毎晩の「巡回」で顔なじみの関係でした。

まるで、猫の「毛色見本帳」のように、色とりどりに違う毛色の子猫達は、見ていて壮観でした。


(これも今朝撮影。母猫「ブッチ」と一緒にエサをがっつく「パンダ」)


【C地点】は、とある事務所のすぐ目の前です。

お互いに面識はありませんが、この事務所の職員さんに「猫好き」な方がいるらしく、私がエサやりに行けなかった翌朝【C地点】に行ってみると、ちゃんとエサと水が置かれていた、ということもありました。


その後、状況は時とともに変化していきますが、この事務所の方が「猫オバサン」に協力的で、今でも「見てみぬふり」をしてくださっていることは確かです。

滅多にないですが、こうした「密かな協力者」のお陰で、ずいぶん助かっていることもあるのです。



さて、「ブッチ」の産んだ7匹の子猫達の成長を見守っていた私ですが…。

野良猫の置かれた状況は実に過酷で、朝晩の冷え込みが厳しくなる晩秋には、1匹また1匹と、子猫達は病気になり、姿を消していきました。

何か助けてやる手立てはなかったのかと、今でも悔やまれます😢


そんな中で、唯一生き残ったのが、白黒でオッドアイのオス猫「パンダ」だったのです。

満1歳になる前に【C地点】から姿を消し、私は彼も病気で死んでしまったのだと思っていました。


ところが、しばらく経ったある夜、【C地点】とは大きな道路を挟んで「対岸」の地区で、「パンダ」が生き延びていることがわかったのです。

もはや独り立ちしたオス猫、母猫「ブッチ」のもとへ戻ることはあるまい、と思っていましたが…。

どういう事情なのか、1年ほど経って「パンダ」は再び「ブッチ」のいる【C地点】に戻ってきたのでした。


(今から3年半前、他の兄弟猫と仲良く暮らしていた頃の「パンダ」。この頃はまだスリムでした)



以来「パンダ」は、母猫「ブッチ」と一緒に私の持っていくエサを待つようになりました。

と言っても、オス猫ですから、他の野良猫とのケンカで身体じゅう傷だらけになっている日もあれば、全く姿を現さない日もありました。

それでも、時々は元気な姿を見せてくれて、私も安心していたのです。


しかし、今年の1月22日を最後に「パンダ」はまた姿を消してしまったのです。

あの日から2ヶ月、彼の行方は全くわからなくなりました。

今度こそ「パンダ」は死んでしまったのだろう、と悲しく思っていました。



そして、今朝のことです。

昨夜は、【C地点】の前に人が乗った車が停まっていたりして、エサを置けないまま帰って来たのです。

今朝、「ブッチ」はお腹を空かせて待っているだろう、と急いで【C地点】に行ってみました。

すると、「ブッチ」と一緒に飛び出してきた白黒猫は、紛れもなく「パンダ」でした…!


(上の写真と同じく、3年半前の「パンダ」。一番左です)


背中の模様も、左右の目の色が違うオッドアイも、あの「パンダ」に間違いありません。

本当は夜にエサをやり、翌朝回収に行くのですが、今朝はすぐ「ブッチ母子」にエサを置いてやりました。(人間やカラスに気づかれない秘密の場所です)


よほど餓えていたのでしょう、ガツガツとエサに食らいつく「パンダ」。

よく見ると、身体のあちこちが傷だらけ、毛も汚れています。

どこかで他の野良猫と、熾烈な「なわばり争い」をしていたのでしょうか?


ところで驚いたことに、あの「ブッチ」が、エサを食べながら時々息子「パンダ」にスリスリしていたのです!

普段は、エサをくれる私に向かって「フーッ!」「シャーッ!」と威嚇ばかりしている荒々しい「猛女・ブッチ」😅

それが、別猫のように、身をくねらせて我が息子にスリスリしているのです。


まるで、「まあ、お前、今までどこにいたんだい? よく戻ってきたねぇ😆」とでも言っているかのようでした。

「ブッチ」のこんな嬉しそうな顔は初めて見ました。

人間も猫も、母親の息子に対する愛情は同じなんじゃないか?と思ったのでした。


長くなりました。

「行方知れず」になっていた子が、こうして無事な姿を見せてくれる、その喜びは何にも代えられないものです。

ストレスの多い仕事も、こうした嬉しい出来事があった日は、苦にならないのでした。


(「ブッチ」と、去年の春に生まれた子猫「バニラ」。残念ながら、この子は今年の冬を越すことができませんでした😢)

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。