「ちゃっかりさん」?
猫の「モック」が亡くなり、実家の庭に埋葬してから、早くも1週間以上が経ちました。(?という方は、良かったら前回の記事をお読みくださいね)
あまりに儚かった「モック」との縁を思うと、後悔や悲しみでまだ心は重く、気持ちは晴れません😢
それでも、死んだ「モック」の分まで、今まだこの世に生きている「野良さん達」を1匹でも多く応援しなければ、と自分に言い聞かせています。
(セブンイレブンの自動ドア近くで、じっと座り続ける猫さん😅 なかなかの美形です)
さて、ちょうど「モック」の亡くなった頃から私の仕事も忙しさを増し、夜は疲れてブログ更新どころではない、という日が続いていました。
そんな中で、今日私が会った「行きずり」の猫さんを紹介します。
今日、私は自分の事情で、午前中だけ有休を取っていました。
昼の12時過ぎ、自宅から職場に向かう途中で、昼ごはんを買うため「セブンイレブン」に寄りました。
もう、職場にかなり近いエリアにあるセブンです。
ふと見ると、自動ドアのすぐ近くに1匹の猫さんが座っていました。
白×キジの可愛い猫さんです。(たぶん、メス)
私が買い物をして店から出ると、さっきの猫さんは、店に出入りするお客さん達に次々に寄っていき、必死で見つめては「なんか頂戴アピール」をしていました😅
最初は、近くの家で飼われている猫かな?と思いましたが、あの様子を見ると「野良さんかも知れない」と思いました。
(まあ、飼い猫でも、他の人から食べ物を頂く子はいますけどね…)
思わず、いつも車に積んでいるカリカリフードを一握りだけつかみ、店員さんから死角になっているコンビニ脇の角であげました。
猫さんは「…!」という感じですぐに飛んできて、カリカリと音を立てながら食べ始めました。
こういう猫さん、時々見かけますよね。
「ちゃっかりさん」と言っては失礼ですが、観光地、行楽地、公園など…沢山の人間が集まる場所に座り、じっと熱い視線を送っては、「何か美味しいもの」を人間からおすそ分けしてもらう猫さん…。
「収穫」は、ハンバーガーの切れ端だったり、コンビニの焼き鳥やナゲットの一口だったり、パン一ちぎりのこともあるでしょうが…。
野良さんなりに、生き抜くための必死の知恵なんですね。
(「ねぇ、なんか美味しいものくーださーいな~!」)
たぶん、今日1度きりで、2度と会うことはない「行きずり」の猫さん。
本当は「行きずりの猫」にエサをやったら悪いんだ、と叱られるのでしょうが…。
こうした猫さん達と出会うたびに、心の中で「アンタ達、無事に生き延びるんだよ。交通事故や人間の虐待には、くれぐれも気をつけてね」と呼びかけずにはいられません。
彼らの無事を祈ることしか、私には出来ないのでした。